AZ「DOE OR DIE」 [HIP HOP]
NAS「ILLMATIC」への参加で一躍脚光を浴びたAZ。あちらはクラシックになるべくして制作されたビッグボムだが、この「DOE OR DIE」には小粒でもピリリとスパイスの利いた味わいがあり、あなどれない。
「ILLMATIC」でもその手腕を発揮したPETE ROCKプロデュースの2曲が素晴らしいのはもちろんだが(そのうち1曲ではNASが客演)、その他の曲いずれも、しゃがれた声のAZのラップとの相性はバッチリである。
素晴らしい内容なのにセールス的には成功せず。
DA BEATMINERZ「BRACE 4 IMPAK」 [HIP HOP]
プロデューサーの名を冠し、豪華客演陣を迎えたコンピレーションモノは沢山あるが、そのどれもがイマイチまとまりが無いというのが私の印象だった。しかしこれはそのマイナスイメージをくつがえす極めて高い完成度の1枚だと言える。
このアルバムもBLACK MOONらBOOT CAMP CLICKの面々を始めとして、PETE ROCKやNAUGHTY BY NATUREといった豪華ゲストが参加しているのだが、ゲストの個性を際立たせつつもBEATMINERZらしさを失っていないトラックの数々はサスガだ。
今は無きRAWKUSから発売されている。
洋ゲーのススメ [GAME総合]
Virtua Tennis(北米360版はリージョンフリー!) [PSP]
先日PS3版が発売されたパワースマッシュ3だが、北米ではXBOX360版も発売されており、日本の本体でもプレイ可能かどうかが一部のパワスマニア(?)の間で議論の的であった。しかし有名通販サイトにて「日本の本体でプレイ可」と表記されたことにより、360ユーザーでパワスマニアの人々は狂喜することになる(私もその一人である)。360版では、ネット対戦・ネット観戦などが可能で、そのあたりはPS3版に比べて強化されているようだ。
で、このPSP版なのだが、ドリームキャスト版の「2」が元になっており、グラフィック的にも全く遜色のない完成度で、外出先や寝る前などちょっとした時間でプレイするのに大変重宝している。
ちなみに写真は北米版「Virtua Tennis WORLD TOUR」